【はじめに 】
今回はポケモンの新作スカーレットバイオレットのランクバトルシーズン3で使用した構築記事になります。
前作の剣盾では最終レート2000↑×3 最終3桁×11とそこそこの実績はあります。
PTはこちら
※2023/03/09 追記 謝ってレンタルチーム削除してしまいました。申し訳ございません。
リンクをつけてますので、個体だけみたいという方は適宜ご活用下さい。
※ 【 構 築 経 緯 】、【シーズンを振り返って 】に戻るボタンはございませんので、
ご了承ください。
セグレイブ
ハバタクカミ
カイリュー
サーフゴー
ドドゲザン
テツノドクガ
【 構 築 経 緯 】
とりあえず、前期の軸であるがどこまでやれるかを見極めるべく採用。
パラドックスポケモンとしては使いたかったので採用。そして、の並びが強いと話題になり採用を決意。
前期の結果を踏まえ、軸の回答も必要と考え、を採用し、構築完成となった。
結果的に使用率TOP6構築になってしまいましたが、採用意図等は個体解説のところで詳細は書いていこうかと思います。
【個 体 紹 介】
セグレイブ@こだわりハチマキ
性 格 いじっぱり 特 性 ねつこうかん テラスタイプ
努 力 値 H132-A196-B12-D164-S4
実 数 値 207-209-114-x-127-108
技 構 成 きょけんとつげき こおりのつぶて つららおとし じしん
~ 使 用 感 ~
環境TOPメタの一角にしてテラスタルとバカほど相性のいい化け物。
持ち物は最メジャーのはメタが厚すぎて立ち回れないこと。そもそもこいつ自体にメタが厚い可能性を危惧して崩しに特化させた型で採用。
結果的にを等倍きょけんで2発で落としてくれたり、つぶて2発で相手のを縛ったりと出した試合は何らかの形で荒してくれた。
今回は意識でDに振ってるため、B方面が心もとない点を除けがかなり強かった。
つららおとしに関してはに一貫して押せて火力が一定の為つららばりより使いやすかった。
僕自身ミラーがとてつもなく苦手意識が高く、相手の構築にこいつがいると出すのをためらうのが多かったが、最終日は思い切って選出してたこともあった。
後は対受けループはこいつか後述ののどちらかで崩せるかどうかという試合運びをして勝率半々だったので、まぁ良かったかなと個人的には思っている。
~ 以 下 調 整 内 訳 ~
H157-B224(HB特化)、H207-B165(H振り、B補正努力値無振り)を地震で確定。
C205(特化)のムーンフォースをテラスタルを切らずに確定耐え。
地面テラス時C205(特化)ムーンフォースを確定耐え。
S4振り抜き。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
性 格 おくびょう 特 性 こだいかっせい テラスタイプ
努 力 値 H116-B212-C12-D4-S164
実 数 値 145-x-102-157-156-193 ※A個体値6
技 構 成 ムーンフォース たたりめ でんじは みがわり
~ 使 用 感 ~
S3より解禁された新たなでんたた要因。今作は麻痺によるS操作がかなり重要と思っており、隙あらば電磁波を入れるくらいには心酔している。
ましてや以外にでもSを上げる手段が生まれた為、電磁波によるS操作の重要性はこれまでより高まったのではないかと思っています。
こいつは主に始動の構築や初手にが置けない構築に対しての初手要因。
主に+の構築の場合の初手電磁波要因。
耐久はの地震耐えの調整を施しているため最低限の行動保障があるのが偉かった。
こういうポケモンは先制技に縛られがちというところがあり、その場合Bに努力値を割いて耐久の底上げをすることで行動保障を確保できると個人的に思っている。
この使い方は前作でいう『スカーフ黒バドレックス』とどこか似ているところがある。
以下、一時期話題になったハバタクカミは9世代の黒バドレックス理論についての持論
〈黒バドとハバタクカミの共通点〉
・弱点先制技に弱い
Q.じゃー過去の黒バドはどうしたか
A.HBに振ってスカーフを持たせて耐久の底上げをした
・とにかく器用
どちらもやれること多いから型の1点読みができない。
【結論】
自分はハバタクカミはHBSベースで使うのが1番輝けると思うし強いと思う。
→この結論からハバタクカミは黒バドみたいはすごく納得した。
大事なのは『そのポケモンが1番輝ける型はなにか』ということ
そうすると
『耐久は努力値で補ってSは他で補う』
という共通点が、個人的にすごい合点があったから黒バド≒ハバカミは納得。
少し話が逸れたので本題に戻ると、身代わりはの投げつける回避用が主な役割。テラスをにしているのもゴースト技透かしが目的。
この枠はシーズン終盤までずっと枠やクッション枠とで迷走していたが、使い捨ての為技の打ち分けができるというのと選出圧力としても申し分なかったので、最終的には構築に帰ってきた。
選出する時は先発に投げることが多かったが、と投げた際のラスイチ枠として出すこともあった。
A個体値をある程度は粘った為、のイカサマも身代わりが耐えるくらいには耐久があるのが地味ながら偉かった。
~ 以 下 調 整 内 訳 ~
B:A216(特化)の地震を確定耐え。
のイカサマを最大ダメージ以外耐え※最大ダメージ36
D:C205(特化)のシャドーボールを確定耐え。
S:最速抜き。
カイリュー@ゴツゴツメット
性 格 ずぶとい 特 性 マルチスケイル テラスタイプ
努 力 値 H252-B132-C4-D60-S60
実 数 値 198-x-145-121-128-108 ※A4個体
技 構 成 れいとうビーム かえんほうしゃ でんじは はねやすめ
~ 使 用 感 ~
パラドックスポケモンが解禁されてもこいつの強さは健在だった。
役割対象としてはといた為、以前と変わらない動きができるような環境ではあった。
初手に置いて電磁波ゴツメで削って裏を通すというこの型のつよみは遺憾なく発揮できた。
前期までの変更点としてはテラスタイプをからにしたことぐらい。
理由は単純でこの環境下でのが強くないと感じた為。それならがいる構築に対してが出せない時の初手要因になるため。
この調整の『信用可能カイリュー』には今期も何度も助けられた。今作最高のクッション枠である。
別個体の色証を探すのにかなり時間を要したが、その時間に見合う活躍はしてくれた。
~ 以 下 調 整 内 訳 ~
マルチスケイル込みの耐久
B:A189(特化)のドラゴンアローをどちらも最大ダメージ引かない限り耐え。
D:C194(特化)の流星群を最大ダメージ以外耐え。
S:4振り抜き 電磁波後最速抜き。
サーフゴー@たべのこし
性 格 ずぶとい 特 性 おうごんのからだ テラスタイプ
努 力 値 H244-B236-S28
実 数 値 193-x-159-153-111-108 ※A個体値0
技 構 成 たたりめ きあいだま でんじは じこさいせい
~ 使 用 感 ~
こちらも前期とほぼ変わらない活躍を見せてくれた万能クッション枠。
技構成も特に変わらず、軸の電磁波+祟り目、HP管理をする自己再生は確定。
気合玉はや意識。
シーズン終盤までは前期と同じ個体を使っていたが、S振りが過剰と感じる場面があったのとが復権したことを受け、SVのS1で使っていた調整の個体の技だけ変えて採用した。
結果的にこれが正解でに対して安定して後投げからテラスを切らずに処理ができる数少ないポケモンだった。
とかいう地割れ打つことしかできないやつが環境から抹殺されない限り、こいつが構築からいなくなることはないと思う。
が前期結果を残したこともあり、も検討したが、ピンポイント過ぎて運用が難しく結局この型に落ち着いた。
そのためはの火力でゴリ押すか数的有利を取ってこいつをうまく使ってTODに持ち込み、勝ちを拾っていた。
あとこの環境下で鋼技不採用の理由についてここで話しておくと結論から言うと
打つ場面がないから
何言ってるのと思われるかもしれないので、書けるだけのことは書きます。
今作の目玉システムのテラスタルはタイプ変更ができる。つまりこれが何を意味するか。
この環境でのTOPメタは間違いなくの並び。
この並びに一貫する鋼タイプを多く採用されることが見込まれる。
かといって必ずしも鋼技を採用しないといけないかと言われるとそうではないと個人的には考えている。
相手側はどうするかと考えた時に鋼を半減するタイプか鋼の弱点を突いてくる動きを取ってくる。
そうするとテラスタル択 が発生する。
そこまで考慮すると打つ場面がないと判断。なら相手目線は鋼技を考慮しないといけないが、こちら側は一方的に一貫性のある技を押し通す動きが安定択となる。
それが電磁波からの祟り目 という動きになる。
の技構成も同じ理由になる。
相手のの可能性もあるが、そこまでは環境的に考慮から切っていいという私なりの判断になります。
以上が鋼技不採用の理由についてになります。
~ 以 下 調 整 内 訳 ~
H:16n+1 ※残飯での回復最大効率
B:A200(特化)のテクニシャン補正有の地ならしを残飯回復1回込みで2耐え。
A121の威力120雪雪崩が飛行タイプ状態で確定3発
S:4振り抜き 電磁波後最速抜き。
ドドゲザン@とつげきチョッキ
性 格 しんちょう 特 性 まけんき テラスタイプ
努 力 値 H252-A52-B4-D28-S172
実 数 値 207-162-141-x-119-92
技 構 成 ドゲザン ふいうち メタルバースト テラバースト
~ 使 用 感 ~
この環境下で構築には必須と言われている枠で慎重HSベースという中々にぶっ飛んだ型。
の影に隠れているが、こいつもなかなかのぶっ壊れポケモン。
まず、とに対しての対処の前提として対面でテラスタルを切ることなく処理が可能であること。
これがまず構築に1体は必要と考えたの場合に押し切られる可能性もあり、
また『可愛くてごめん型』とかだったらが勝つ。
そういったことまで色々考慮した結果採用したのが、この負けん気となる。
のA特化地震をH振りだけで確定で耐えるという化け物耐久を持っているため、初手対面こちらメタルバーストが安定となる。
もし素の地震だったとしても不意打ちを見せたら相手は礫以外で居座れないため裏を見ることができる。
対面も基本メタルバーストから入るのが基本安定する。但し、一定数身代わり採用もいるため過信はできないが、流石にドゲザンや不意打ちで身代わりは割れるため、
そうなると結局アイヘよりもメタバでいいよねって話になってくる。
但し、アイヘに関しては電磁波からの怯みがあるので所説ではあるが、動きに柔軟性を持たせるのであればメタバの方がいいと判断。
しかし、カウンターやミラコと違い運用がシビアなので打ちどころをミスると負けに直結するのが、玉に瑕。
また、のところでは弱いといったのに何でここで採用してるのかというと理由は主に以下の2つ。
・構築単位で重いやに対する切り返し枠。
・に対する回答。
ここに対して強く出れる点を評価してでの採用。
Sラインに関してはAは本当に最低限あればいいので、を意識した調整。
~ 以 下 調 整 内 訳 ~
B:A216(特化)の地震確定耐え(H振りのみ)
A197の地面テラス地震+礫はどちらも最大ダメ以外耐え
※意地の場合、地震の後22以上で礫は確定耐え
D:C211(特化)のオーバーヒートを時確定耐え
A:H229-B129に対してテラバーストで確定2発
テツノドクガ@こだわりメガネ
性 格 ひかえめ 特 性 クォークチャージ テラスタイプ
努 力 値 B204-C228-S76
実 数 値 155-x-106-207-130-140
技 構 成 オーバーヒート かえんほうしゃ ヘドロウェーブ ほうでん
~ 使 用 感 ~
前期まで、を等倍で吹き飛ばしてたがパワーアップして帰ってきた。
強化点としては以下の通り
H振り、ASをオーバーヒートで確定というぶっ飛んだ火力が病みつきになり、シーズン初期からずっと使ってきた。努力値配分は何度も変更して一つの結論となったのがこの調整。
調整のターゲットはと
ここまで耐久振ってるとの特化のショックも確定で耐えるため一度居座ることも可能になる。
と同様でこいつも先制技で縛られやすいポケモンである。なら最低限の耐久を振って行動保障を増やせる機会がある方がいいのではとなったので、Sは電磁波で補うっという手法を取った。
また、炎の舞に関しては時のに対する確定数がずれるため、1/2ギャンブルするのはどうかということで不採用。
そして、から変えたことによるメリットは以下の通り。
・ステロダメ軽減
・タイプ的に鋼を呼ばないためヘドロウェーブの一貫ができやすかった。
・環境に一定数いた毒びし始動に対して回収窓口になってくれた。
これらの要因と火力のリーチが伸びたのが、ほんとに偉くてもうには戻れないなと思った。
ただ、終盤になるといたるところからテラバーストが飛んできて何度も泡を吹いて倒れた。
主にがテラバーストを打ってきた。
その他にも数匹いたが、多かったのは先ほどの4匹でそれらが終盤に急激に増えた為、立ち回りとそれまで採用していたとんぼ返りを放電に最終日に変更した。
放電で拾った試合もあったため、結果的にこれは正解ではあった。構築の麻痺始動というとことの噛み合いが良かったのも個人的に高評価。
~ 以 下 調 整 内 訳 ~
B:A204(特化)の神速を確定耐え
C:H252-D151、H4振りをオーバーヒートで確定。
H222-D152までのをヘドロウェーブで確定
準速抜き
【選出パターン 】
VS
選出
⇒枠にの線が100%切れる時の選出
切れない時は取り巻き次第での枠を適宜選択。初手はor
VS 軸
選出
⇒をクッションとして使いつつ、こだわりのどちらかを通す動きをする。
はで突破できるように立ち回りを意識する。
はどちらでも対応は基本可能。
VS 入りや入りの対面寄りの構築
選出
@1
初手からスタートし、はで処理できるルートを目指す。
【要注意ポケモン 】
・
単純に明確に対面有利のポケモンがいないため立ち回りをミスると詰みかねない。
は+
はかで相手するしかない
は初手と対面させてテラスとアイヘを誘って身代わりから裏に引いたりする動きが必要になってくる。
・
構築単位で重くならない方法あったら知りたい。
・
で返しでワンパン目指すかで無理やりゴリ押す形になる。
・
単純に運が悪いと詰む。
※地割れ1発KOとかフリドラ1発凍り。
【シーズンを振り返って 】
シーズン終了1週間前レート1960ぐらいから最終的に1600割るところまで落ちて流石にもうだめかと思いましたが、なんとか立て直してここまで来れました。環境に対する自分なりの回答を見つけ、立ち回りにブレがあったので、それを修正しつつ最終日はなんとかストレートでここまでつけたので1か月の苦労も無駄ではなかったと思いました。
実はレートをバカほど溶かしてそれを上げなおしてた時の枠は環境で水テラスが流行りだしたのとに対して誰と対面しても有利を付けるポケモンとしてを真剣に考えていました。
とあることが無ければ最終日まで使ってた可能性のあったポケモンですが、その型をせっかくなのでここに置いておきます。
テツノブジン@きあいのタスキ テラスタイプ:電気
性 格 :無邪気 特 性 :クォークチャージ
努力値:A236C60S212
技構成:ムンフォ インファ 10万 影
調整:
腕白HDラッシャを電気テラス10万で確定2発
CSハバタクカミを影うちで確定2発
セグレイブ対面ムンフォからのインファで処理可能
最速テツノドクガ抜き
これで4桁までは戻ってこれました
環境にいるこいつはカイリューのノーマルテラス神速をゴーストテラスタルで透かしてインファを叩き込むっていうのが主な使われ方だと思うのですが、それを逆手に取った構成になります。
しかし、こいつは対面のポケモンに『毒テラス』を切られた瞬間置物が確定します。
それが、あまりにも弱く、そこそこの数毒テラスを切られたので、最終的にPTからはいなくなりましたが、環境メタとしてはこれほどいいものはないかと思います。
こいつがステロを覚えたら間違いなく使ってたんですけどねww
【最高到達直後】
2000乗ってから1戦潜ってたときは生きた心地がしなかったです...
【最終結果】
【おわりに 】
今までやってきた中でこのシーズンはとかいう地割れ打つことしかできないクソガイジが構築のトレンドになったことによりかなりモチベは下がりましたが、そんな中なんとか最終レート2000に到達することができました。なんだかんだSVではここまで3シーズン連続最終レート2000↑&最終3桁なのでそこは素直に嬉しいんですが...
来月は休養としてテラピースをコツコツ集めてようかなと思います。w
普通に月一シーズン切り替わりはニートか時間のある学生でないと無理w
新シリーズが出たらその考察に時間を当てるのもありですし
何かご意見等があれば、コメントかTwitterでお願いします。
Twitter➡️@PineBridge_poke
配信はたまにツイキャスでしてます。
また、ひっそりとYouTubeで動画投稿もしてたりします。宜しければどうぞ
※動画までの時間が中々取れずにいますが、不定期で上げてます。
P.B (Pine_Bridge) - YouTube
長くなりましたが、今回は以上になります。
ありがとうございました~