どうもCATANです。S7以来の投稿になります。
今回はS18で使用した構築記事になります。
本当はレート2000で記事を書きたかったですが、今期のレートがかなりデフレしてる感があり、最終500位以内ならまぁいいかなと妥協したため。
また、今後の課題へのメモとして今回投稿しようと決意しました。
拙い記事ではございますが、最後まで読んでいただければ幸いです。
PTはこちら
リンクをつけてますので、個体だけみたいという方は適宜ご活用下さい。
エースバーン
サンダー
ナットレイ
カプ・レヒレ
バンギラス
ガブリアス
【 構 築 経 緯 】
冠環境になってからのS12からエスバサンダーナットレヒレを構築のベースにしていました。竜王戦環境の前のS14の時に、最終1000番台で終わってかなり悔しい思いをしました。
その時に使ってたのが、バンギラス⇒カバルドン、ガブリアス⇒ドリュウズでした。
この時の課題となったのが、以下の2点
・ダイマバコウバシャーモにサンダーを切り返されたこと。
・ウオノラゴンの一貫性があり、サンダーノラゴンの並びに対して初手ジャンケンをしなくてはいけなかったこと。
これを解消するためにサンダーノラゴンに初手が安定する耐久調整ガブリアスを採用し、ガブサンダーナットを一つの軸にしました。
ガブリアスにステロを組み込むことで、ダイマバコウバシャに対しても確定で落とせると踏んで、前期の課題を1体で解決してくれると睨んだため。
そして、特殊全般がきついため、サンダーをトップメタに置いたHDチョッキバンギラスを採用し、元々使ってたナットレヒレの型を変更して構築完成となりました。
【個 体 紹 介】
~ 使 用 感 ~
個人的に一番信用できる型として採用した襷エースバーン。
命中不安にさえ気にしなければ、汎用性がかなり高く長く愛用しています。
今期は、ギガインパクト持ちの珠エスバがかなり数多くいたかな?って思います。
またそのエスバを初手から出されるときついためガブを初手に置けない場合の初手要因として使ってました。
構築全体として相手のエスバを呼びやすいということもあり、初手からエスバが飛んでくることが本当に多かったです。
なので、エスバミラーが初手から起きたときはジェット飛んで来たら負けを覚悟のうえで、たとえ裏にゴーストタイプがいてもダイアタック読みの膝を押して無理やりエースバーンを突破してました。
準速の為カミツルギの上を取れないのがネックではありますが、珠がない以上火力が欲しかったので、意地にしてます。
~ 以 下 調 整 内 訳 ~
AS特化あまりDL対策でD振り
H165-B121ウオノラゴンは膝→不意打ちで確定
膝:111 ~ 132(67.2 ~ 80%)⇒不意打ち:60 ~ 72(36.3 ~ 43.6%)
※陽気だと乱数
H227-B189特化クレセリアをダイアークで超高乱数2発
134 ~ 158(59.0 ~ 69.6%)
90 ~ 108(39.6 ~ 47.5%)
※2回目はB+1で計算
~ 使 用 感 ~
今作最強のダイジェッター。そしてこの構築での不動のダイマエース。
とりあえずサンダー通して勝つ。ってことだけを考えたアタッカー型。
CSの最低限のラインを決め、残りはDLの弊害にならない程度のBに回した型。
一度削りを入れたラグにダイジェットを耐えられて負けた試合があったが、削りの分とダイジェットの両方が最低乱数を引くというアクシデントだったので、ラグラージの主流の調整を見極めつつ、Cに振り切るかは要検討。
こいつの強さは偽り無しってことを実感できるくらいには強かったです。
電気技が割と好みに分かれる気がするが、追加効果期待で放電にしてます。
しかし、ワンチャンかみなり採用もありな気もするが、
余談ではございますが、DAで初めて準伝自己産色なので、活躍してくれて嬉しかったです。
~ 以 下 調 整 内 訳 ~
ダイジェットでH振りランドを確定
最速85属抜き(レヒレ、スイクン、ゴリランダー)
S+1で最速フェローチェまで抜ける
~ 使 用 感 ~
受けだし性能が個人的に評価が高い鋼枠。理由としては毒々の存在。
今期は、ナットレイの警戒が薄いのかなめられてるのかよくわからないが、こいつで詰む試合がほんとに多かった。
ナットレイは技構成を悩むが、今ならこの構成が一番安定した。
元々はステロを毒の枠に採用していたが、ステロはガブに撒いてもらうので、ステロを毒に変えて使った。
最終日までジャイロを切ってはたきを採用していた。理由はミミッキュぐらいにしか打たないためとそれなら叩きでよくない?と思っていたため。
しかし、ジャイロがないとミミッキュの処理速度の遅さが尋常じゃないので、最終日に急遽変更した。
基本選出だとHDポリゴン2で詰むので、こいつでポリゴン2の処理を任せてた。
毒々があるおかげで耐久サンダーに対してもこいつで突破することもあった。
ポリゴン2の身代わり採用が増えない限り、ナットレイの完成形はこれと言えるくらいには安定していた。
~ 以 下 調 整 内 訳 ~
※残飯1回の回復量11
A216ランドの鉢巻馬鹿力確定耐え
A156特性、鉢巻込み先制エラがみを残飯回復2回込みで2耐え
C150ラプラスの旋律を残飯回復1回込みで2耐え
79 ~ 94(43.6 ~ 51.9%)乱数2発(13.3%)
C147までのサンダーの熱風確定耐え
(耐久サンダー意識)
~ 使 用 感 ~
ウーラオスのタイプ問わずに受けれる万能な守り神。レヒレ以外でウーラオスを受けようと思わない。
元々耐久調整スカーフトリックで運用していたが、スカーフトリックの狙いである、受け構築崩しにはどうも性に合わず、怒り挑発のHBに変更した。
レヒレも個人的には、物理受けならこの型で完結してると思う。
ほんとに受けメタ特化にするなら渦潮採用でもいいが、そうするとドサイドンが今以上に重くてどうしようもないため、熱湯での採用。
受けレヒレなら波乗りにしたところでというのもあり、ワンチャン掴みにいける熱湯が割と安定はする。
ナットレイが出せないときの受けのコマ。そして、ナットレヒレのサイクルは性に合っててかなり使いやすかった。
ただ、火力と素早さがもう少しだけ欲しい....
~ 以 下 調 整 内 訳 ~
陽気鉢巻ウーラオスの確定急所技+毒づきを確定耐え
準速61族(バンギカグヤ)抜き
最速50族抜き(ラッキー)抜き
~ 使 用 感 ~
相手の特殊ATに対して受けだせる枠且つバンギガブのバンギの方w しかし、今回の構築での唯一の検討枠。
採用理由が、サンダーをメタの筆頭にウツロイド、アーゴヨン、Gヤドキングが来た時の引き先。そして打点のないアッキアシパクレセリアをわからせる枠。そのためのS下降でしっぺ返し採用。※最遅クレセリアの下を取るためのS下降。
アーゴヨンは初手脱出パック型が蔓延したせいでちょこまかどっか行ってうっとうしかったが、ばっちり処理してくれた。
が多分こいつがいることでドサイドン、パッチラゴン、カミツルギがどちゃくそに重い。
元々エッジの枠は文字を採用していたが、あまり刺さらず、それならHDヒトムやブリザポスなんかにも刺さる岩技としてエッジ採用。
ロクブラは威力不安であまり採用したくないが、これも好みの範疇かなと。
この枠をドサイドンにすればミラーやパッチはなんとかなるかもしれないが、ウツロイドが無理になる。
草技が標準搭載とみていいウツロイドに対してドサイを使う気にはなれなかった。
あと不意の草技で吹き飛ぶのもドサイを使わなかった理由。
ただ、多分他にこの枠に収まる枠を俺は知らない。強いて言えばGヤドキングぐらい。
見直すなら努力値配分だと思う。現状かなりHDに厚くしてるが、これをもう少しBに振った方が動かし方の幅が広がると思う。
技構成に関しては、岩技悪技地震まで確定で残りを冷Bにしているが、これはランドの後出しを許さない殺意の塊なので、技構成もこれで完結してる。
ただ、バンギレヒレのサイクルもナットレヒレに次ぐくらい性に合ってはいた。
~ 以 下 調 整 内 訳 ~
C169ウツロイドの+1メテオビーム+ダイソウゲンを砂+チョッキで確定耐え
C194珠サンダーの威力140ダイサンダーを砂+チョッキで3耐え
A99の珠サンダーのダイスチルを2耐え
A216のランドの地震耐え
H227-B189 B+1クレセリアに後攻しっぺ返しで身代わり確定破壊
H204-B170テッカグヤをエッジで身代わりを確定破壊
~ 使 用 感 ~
古のバンギガブのガブの方w そして今回のMVP。
初手サンダーノラゴンのどっちから入っても仕事ができる万能ポケモン。
サンダーノラゴンの回答を模索してたら電気玉ガブの構築記事があったので、それを少しアレンジした電気玉投げつけるガブ。
初手電気玉投げつけるで相手の動きをけん制しつつ、ステロを撒いて裏のサンダーで一層するための枠。
また、今期は初手ダイマが終盤に流行ったのもあり、そことの兼ね合いも良かったのがかなり大きかった。
Sを削って特化珠サンダーのダイジェット耐えまでしてたが、個人的にはこれでよかったと思う。
初手サンダーでこのガブより早かったのは体感2割くらい。
ただ、エスバ、サンダーについで初手に出てくるラオスは相手の型依存なのは少し痛かった。
耐久に厚いおかげで陽気ガブのスケショを4発、特化ドラパルトのドラゴンアローも確定で耐えるので、かなりリスキーな時もあるが、耐久振りが活きた場面が圧倒的に多かった。
因みにADの分を全部Sに振れば最速ラオス抜きできます。
その場合は別の方があげてる調整がいいとは思います。
~ 以 下 調 整 内 訳 ~
C194珠サンダーのダイジェット確定耐え
A156頑丈顎ウオノラゴンの先行エラがみ確定耐え
A184珠リベロエースバーンのギガインパクト確定耐え
後攻エラがみは火力UPアイテムなければほぼ2耐え
C147レヒレの冷ビ乱数耐え
176 ~ 208(85.8 ~ 101.4%)乱数1発(6.3%)
A200ウーラオスの冷P乱数耐え
176 ~ 208(85.8 ~ 101.4%)乱数1発(6.3%)
最速88属、準速102属と同速
【選出パターン 】
※あくまでもざっくりとしたときのものなので悪しからず基本選出
・ガブリアス+サンダー+ナットレイ
大体これ 環境TOP6パにはこれで比較的安定して勝てます。
この構築はガブリアス+サンダーを出すことを軸に残り1匹を決めてます。他4匹に関しては以下の通り。
・エースバーン→氷タイプがいるならほぼ出す。
主にブリザポスやパッチルドン、Gヒヒダルマ
ステロをあんまり撒かれない時に刺す。
・カプ・レヒレ→Gヒヒダルマとフェローチェ、ドサイドンがいたら確定選出。
サンダーが出せない時のウーラオス担当。
・バンギラス→基本選出に1番絡んでこない。
アーゴヨン、Gヤドキングがいたら確定で出す。基本はレヒレとセットで出すことが多い。
vs受けループ
・カプ・レヒレ+サンダー+@1
受けループに関してはレヒレサンダーをベースに@1はエースバーンが1番多くて次点でバンギラスがほとんど。
基本レヒレで荒らしてエスバかサンダーを通す動きをとるようにしてます。
その他の選出
・ガブリアス+サンダー+エースバーン
この構築で1番パワーのある選出。
ただこの選出する時の初手はエスバから入るかガブから入るから相手次第ではあるが、体感7割ぐらいは初手エスバスタートの裏にガブを置いて展開する形をとってた。
ボルト+氷タイプがいる構築なんかはこういう形をとることが多め。
・バンギラス+ナットレイ+カプ・レヒレ
この構築で1番相手にしたくないであろうサイクル選出。
主にアーゴヨン+ウーラサンダーミミみたいな場合にやる選出です。
ただ、バンギ以外は割と相手の構築次第では、ガブ+サンダーを出したりなんかもします。
【要注意ポケモン 】
・パッチルドンまじでぶっ刺さってて初手降参押したいレベルで無理。
・ドサイドン
かなり処理が難しいポケモン。
レヒレで何とか誤魔化せなかったら即終了。
・パッチラゴン
ドサイドン並に処理が難しいポケモン
ガブをステロ撒き以外の運用を強いられるので、かなりキツい。
・カミツルギ
カミツルギと言うよりはラグサンダーツルギの並びがキツい。
エースバーンがカミツルギを抜いていれば問題なさそうかと言ったらそうでも無いw
レヒレ投げようものなら初手からサンダー飛んできたり、ツルギ来たりと初手じゃんけん感強い。
・氷タイプ全般
氷の一環がエグい。
挙げるとラプラス、パルシェン、Gヒヒダルマ、ブリザポス、Aキュウコン。
ある程度選出、立ち回りでいなせるけどかなり動きが窮屈になる。
・チョッキガブリアス
いわゆるくろこガブ。
チョッキガブは基本ナットで叩いていたので、叩き切ったことによる1番の弊害がここ。
・ラム持ち/身代わり持ちのポケモン
ラムはランド、エスバ、ガブ、ブリザポス。
身代わりはポリゴン2、サンダー、ラプラス。
これらには基本選出で通すのでこういう妨害札を置かれるとかなり厳しい。
【シーズンを振り返って 】
今期は構築の軸がかなりしっかりしていたので、極度の暴落はなく、1か月やりきることができました。ガチ対戦の中でステロを組み込むことを今までやってこず、今回初めて採用してみましたが、ステロの偉大さに今更ながらに気づけたいい機会だったと思います。
しかし、いまいちレートを伸ばしきれず、最高到達点がレート1950とかなり悔しい終わり方をしたので、来期でリベンジできたらなと思ってます。
最終結果
一応レンタルも用意しましたので、宜しければどぞ
また何かご意見等があれば、コメントかTwitterでお願いします。
Twitter➡️@PineBridge_poke ※TwitterのID変更しました。
また、たまにツイキャスで配信してます。
長くなりましたが今回は以上になります。
この構築記事から何か構築のヒントを得てくれれば幸いです。
ではまたー♪ヽ(´▽`)/