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基本的にポケモンの構築記事や遊戯王マスターデュエルの解説記事をメインであげていく 稀にボドゲ(カタン)の記事のもあったりなかったり...

【ポケモン剣盾 S35使用構築_最終レート1800_最終順位649位】逆転の発想のその先へ~Season FINAL~【最高なゲームの最凶な環境でのラストラン_前期7000位からの大躍進】


【はじめに 】

どうもP.Bです。
今回はS35で使用した構築記事になります。
剣盾最終シーズンで無事で3桁に残れたので、もし万が一またこんな
♰麻痺ばら撒き大怪獣バトル♰
の環境が来た時のためにメモ程度に残しておこうと思います。

PTはこちら

リンクをつけてますので、個体だけみたいという方は適宜ご活用下さい。
※ 【 構 築 経 緯 】、【シーズンを振り返って 】に戻るボタンはございませんので、
ご了承ください。


構 築 経 緯

日食ネクロズマ
イベルタル
ムゲンダイナ
ザシアン
グラードン
ルギア


選出パターン

要注意ポケモン

シーズンを振り返って


【 構 築 経 緯 】

この環境はあり得んくらい電磁波が飛んでくるのが前期で身に染みたので、電磁波始動からのサイクルにはあまり重きを置かない形で構築を組もうと考えました。
そこで採用したのが、前期結果を残したこいつを採用することでそれまで重かった枠に軒並み強く出れると考え、採用しました。その裏に相手のに対して抗えるダイマエースとして採用。
そしてとりあえずこの環境はがいないと始まらないので脳死で採用。
これが今回の構築の軸になります。ここからは補完枠として穴埋めをしていった。
まず相手のに対して後投げできる枠としてを採用。
そして相手の咎める枠として
最後にを起点にするを採用して構築完成となります。
結果的にサイクル偽装の対面寄りの構築になりました。

【個 体 紹 介】

日食ネクロズマ@ラムのみ
性 格 ようき 特 性 プリズムアーマー
努 力 値 H196-A108-S204 
実 数 値 197-191-147-x-129-135
技 構 成 メテオドライブ じしん ロックブラスト りゅうのまい
~ 使 用 感 ~

この構築の諸説枠。
採用理由はに強くに打点を持てること。
だけにを一任すると50%の勝負に負けたらそのまま突破不可能になること。
また、軸があまりにもに弱かったから。
他にもっと適任がいたかもしれないが、結局ここの答えは最後まで出なかったし、刺さった時の全抜き性能が高かったので、最後まで続投させた。
特に構築にはかなり強くいけた。
まぁそんなに数はいなかったためそれもこいつが選出率が低い理由の要因の1つでもあった。
凄く回復技を入れたいときもあったが抜ける技がなかった。
かなりSに割いてるので、Sを甘えたポケモンに対してワンチャンを掴む動きができたのはシンプルに強かった。

~ 以 下 調 整 内 訳 ~
S:最速70族、準速80抜き 。+1で最速、準速抜き。
A:+1できょじゅうざん+でんこうせっかを耐えるH199-B141をダイアースで確定。

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イベルタル@いのちのたま
性 格 ひかえめ 特 性 ダークオーラ
努 力 値 C252-S252-B4
実 数 値 201-135-116-201-118-151
技 構 成 あくのはどう デスウイング ふいうち みがわり
~ 使 用 感 ~

破壊神。
特化ダイアークでに半分入るほどの火力には惚れ惚れした。
それ以来この型しか使えなくなった。
持ち物をにしたいと思った時もあったが、身代わりがダイウォール媒体にもなって且つ状態に耐性をつけれるのが偉すぎて外せなかった。
またこの構成だと立ち回りを雑になり過ぎなければ受けループにも強く出れるのも高評価。
個人的にイベルの結論だと思ってる。物理は全く魅力を感じなかったので使おうとは思わなかったが、イカサマは欲しいと思った。
理由はHB特化ダイアーク確定2発になるため
ただ、ふいうちも活きる場面(主に)が多すぎたので不採用となった。
基本的にで荒した後に出してジェットからのアーク連打で大体崩壊した。
また、初手対面ができた時にこいつを後投げすることが多発した。
そういった意味でにしたいと思うこともあったが、基本的にを後投げした後はデスウイングを打つことで大体リカバリーが効く。その後にが出てきても、再度を投げて一貫を作ってぶち抜いていったこともちらほら。
この環境でこいつ止めるのむず過ぎる...
相手にしててもめんどくさい部類なのは間違いない ※誉め言葉

~ 以 下 調 整 内 訳 ~
S:最速85族抜き +1で最速抜き。
A:ふいうち媒体のダイアークでH357B62(HB特化)に対して
ダメージ:172-203 割合:48.2-56.9%
乱数2発(86.7%)

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ムゲンダイナ@くろいヘドロ
性 格 おだやか 特 性 プレッシャー
努 力 値 H204-B4-C4-D156-S140
実 数 値 241-x-116-166-148-168
技 構 成 マジカルフレイム コスモパワー みがわり じこさいせい
~ 使 用 感 ~

突然色配布が日本でも決まったこの環境の陰キャ代表ポケ。
始めてコスパ型を使ってみたけどこれはエグイ強かった。役割対象がなのでHDベースで使っていたが、コスパ2積みで剣舞の無いですら黙らせるエグイやつ。
Sラインについてはほぼ見ることはないが最速100属の意識
マジフレはほうしゃとの選択だが相手の火力を削ぐことで裏への負担を軽減させるためにマジフレでの採用。
マジフレ1Wなのでの処理速度が尋常じゃなく遅いが、そもそも対面ができたらTODルートを強く意識してたので、問題なかった。こいつにも身代わりを仕込むことでHP管理をしつつ不意の運負けも軽減してくれたのは偉かった。
ただ、何度でも言いますがめっちゃどくどくも欲しい場面があった。
もう少しS振りたかったが、耐久ラインがぎりぎりだったのでこのライン妥協したが、ふぶきなんてものそこそこいたのでがっつりDに振っても良かったかもと後々思ったが、に対して以外で上から確実にコスパを積めるのが、相手の型判別もできて偉かったのでここは割と好みな気がする。

~ 以 下 調 整 内 訳 ~
H:16n+1
D:C222(特化)の威力130ダイアイス+霰ダメ1回を最大ダメ以外耐え。
(ダイアイスの最大ダメ226)
C202れいとうビームを2耐え。
S:最速100族抜き

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ザシアン@くちたけん
性 格 いじっぱり 特 性 ふとうのけん
努 力 値 H252-A124-B44-D4-S84
実 数 値 199-226-141-x-136-179
技 構 成 きょじゅうざん インファイト ワイルドボルト みがわり
~ 使 用 感 ~

ガラルの頂点にして原点にして最強で最凶なポケモン
技構成は普段であればじゃれつくを切ることはないが、今回は後述するの崩しを担ってもらってるのでその枠に身代わりを採用。この構築で3体目の身代わり持ち。
普段は身代わり持ちは採用しても1体だが、今回はこれでもかってくらいの身代わり持ちの採用。 
それくらいにこの電磁波怪獣大戦争環境がやばいということです。
残りの技構成はに対しての打点としてワイボインファの構成。
この構成が対応範囲が広くて使いやすかった。
せっかは身代わり以上に欲しいと思わなかったから不採用。

~ 以 下 調 整 内 訳 ~
B:A244(特化)の+1のきょじゅうざん+でんこうせっかを確定耐え。
S:110属抜き。

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グラードン@とつげきチョッキ
性 格 わんぱく 特 性 ひでり
努 力 値 H236-A4-B236-D20-S12
実 数 値 205-171-209-x-113-112
技 構 成 だんがいのつるぎ ストーンエッジ ギガインパクト シャドークロー
~ 使 用 感 ~

の隠し玉。
意識でかなりBに割いているが、正直を持たせてギガインパクト→ステロも考えてた。
そうすれば特化のきょじゅうざんも2耐えできるというのも魅力的だった。
しかし、への切り返しとしてかなり優秀だったので、最後まで続投させた。
一応環境初期に流行ったソラブレのムゲンダイビームを意識した型。
どちらも確定で耐える。タイマン性能も申し分なく展開次第ではにもダイマの打ち合いに勝つバケモノ。
の結論といっても過言ではないと思う。
一瞬なんかの気の迷いで抜いた時期もあったが、その瞬間ににボコられたのでソッコー戻した。
電磁波を入れられればすら上からシバけるので、この構築の裏エースは間違いなくこいつだった。
この魔環境で不特定多数の相手とタイマン張れる数少ないポケモンとしてこの構築では頑張ってくれた。
だんがい4連外しとか平気でするような奴だけど今なら笑って許せる。

~ 以 下 調 整 内 訳 ~
B:A244(特化)の+1のソラブレ+ステロダメ1回を確定耐え。
D:C216(特化)のムゲンダイビーム確定耐え。
S:麻痺状態の最速抜き。

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ルギア@たべのこし
性 格 おくびょう 特 性 マルチスケイル
努 力 値 H220-B92-S196
実 数 値 209-x-162-110-174-170  ※A個体値5~6
技 構 成 れいとうビーム だいちのちから でんじは じこさいせい
~ 使 用 感 ~

本構築の軸にしてこのブログのタイトルを体現したような構成のポケモン
選出率は誇張抜きに9割超え。 そのうちの8割は先発という破格っぷり。
こいつを先発に投げない時ってどんな時か?
・相手の初手がのような明らかに電磁波撒くよりも別のポケモンから入った方が試合のテンポを握れると判断した場合。
・相手の構築にが共存している場合でその2体のどちらかの先発が濃厚とみた場合。
→この場合の先発は大体
このいずれかに該当した場合、先発ではなく後発or出さないって事もしてました。
※強引に投げると後々苦しむことがチラホラ
こいつの採用理由としては、前期HBのorで冷Bを採用したが結果を残したことを受け、それまででどうしても重かった地面枠や今期ぽつぽつ当たったに対して滅法強く即決で採用を決めた。
問題は調整をどうするかだが、HBにする気は全くなかった。理由は明確で
初手で上から行動できる幅を持たせた方が強いという確信があったから
こいつはバケモノ耐久に目が行きがちだがSもかなりあり、この環境では110はかなり早い方。
今回はそこに目を付けました。なのでHSの配分だけ決めて余りをBに振りました。
結果的に挑発持ちの最速に上から電磁波を打ったり、初手から出てくるに対してダイアイスを打つことで、
”マルチスケイルを剥がす”か”ステロを撒く”のどちらかしかさせないという強さがとにかく偉すぎた。
に関してはダイアイスで発動後、スワームチェンジが発動する前に霰のスリップダメージが入るので、厄介この上ないをストレスフリーで処理できるのがアンチの身からしたらかなり頼もしかった。
対して自分はで霰ダメを相殺できるのでマルスケが潰れる心配もなく仮にがHDのだったとしてもせいぜいやれて身代わりぐらいなのでスワームチェンジを発動されてもそのまま押し切ってた。
耐久は種族値と特性のおかげでこれでも十分だった。結局こいつをHBに特化してもA244(特化)のきょじゅうざん+ワイルドボルトは乱数で落ちてしまうのでそれなら”いかにマルチスケイルを多く活用するか”に重きを置いた方がいいと考えた。
耐久の目安としてはC201(特化)の特性込みあくのはどう+じこさいせいでマルチスケイルが回復するほどの耐久力。
A222の+3きょじゅうざんを+じこさいせいでマルチスケイルが回復する
特化だと流石に厳しいがそれはこの構築においてそもそもキツイ部類なのでそこは割り切り。
そしてもう1つこのポケモンの偉いところそれが『だいちのちから』の採用。
1番の目的はゴツメを持てない分のへのダメージ源。
これでたとえ相手がの雨潮吹き耐えの身代わり持ちだったとしても確定で身代わりが割れる。
そんなのはいるわけないが、こいつの火力は基本信用ならんと思われる方もいると思うので目安として書いておきます。

ここからは『吹き飛ばし』じゃダメなんですか?と思う方へ向けて
※従来の型の差別化について

そもそも『吹き飛ばし』という技が活きる場面がどういう時か。主に以下の2つ
①対面何もできないポケモン、積みポケモンを流す
②ステロ等のスリップダメージを蓄積させる。

①だけでも採用する価値はあるでしょうと思う方もいるでしょう。実際そうですし、根底から否定する気はありません。
②に関してはそもそも今回の構築単位でステロがないためそもそも論外。

つまりステロが構築単位でないのなら
こいつがラストに残ってしまった場合でも行動の幅を広げられる方が強いと思ったからです。
→技範囲を広げつつ、身代わりのケアを吹き飛ばし以外でできないかとなった時に辿り着いたのが『だいちのちから』というわけです。
現にこいつにダイマを切ってダイアースでD上昇させたおかげで詰ませた試合も何度もありました。

Q.いやそれならそもそもそんなことが起きないようなプレイングしな?
A.その場面が100%起こりえないと言い切れるようになってから言って下さい。
例え0.001%でも起こりうる可能性があるなら考慮できるところはしないと勝てる試合も勝てなくなるというのが持論です。
そもそも、このポケモンがこの大怪獣バトルの環境で明確に不利を取るのはぐらいでそれ以外には何らかの仕事をします。
しかし、この手のポケモンがもし最後1体として残った時、あの技があったらなぁ~と思った場面があまりにも多かったからです。
私も実際『吹き飛ばし』を採用してた時期もありました。両方使った上での私なりの結論がこれです。

以上がHB型との差別化についてでした。

~ 以 下 調 整 内 訳 ~
H:16n+1
S:最速抜き
B:余り

以下マルチスケイル+回復1回込みでの耐久力目安
C201(特化)の特性込みあくのはどうじこさいせいでマルチスケイルが回復。
A222の+3きょじゅうざんをじこさいせいでマルチスケイルが回復。

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【選出パターン 】


→この構築での1番でパワーが出せる選出


が共存してる場合はこのパターンが多い。
 
@1
がいる時によくやる選出
 @1は構築によって通るポケモンを選出する

大体この3パターンから選択で
の初手ダイマ+みたいな選出はほぼしない。

後はかなりイレギュラーではあるが
軸に対しては
みたいな選出をすることもあった。

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【要注意ポケモン

これらのポケモンはこちらに刺しにくいという認識を持ってしまってる関係でとても軽視しやすい枠
に関してはつららばりとブリザードランスを両立している型に何度かやられたので、それがかなりキツかった。


単純に通りがいい。初手から出てくるタイプはほぼ意識の挑発持ちなのは目に見えるが、その後わるだくみバトンでに繋がれると一気に崩壊する。
立ち回りとしてはわるだくみが見えた次のターンでダイジェットを打ちにいって崩しにかかった。


A特化+剣の舞+身代わりの型が1番相手しててしんどかった。

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【シーズンを振り返って 】

剣盾最終シーズンでなんとか爪痕を残すことができて良かったです。前期はそこそこの対戦数をして7000位ぐらいで終わるという悲しい末路でした。
この禁伝・幻全解放という無法地帯環境で構築も安定せず、S35も序盤も全然勝てませんでした。
しかし、構築がまとまりを見せてからは少しずつ勝てるようになりここまで来れました。
この環境は自称『当たり屋』みたいな型が散見されて、かなりペースを乱されました。
ただを採用してから練度を高めるためにがむしゃらに潜り続け、無事今回剣盾最終シーズンで結果を出せました。
この構築は明確に無理なポケモンはおらず、プレイング次第でなんとか対等以上には戦えてました。
ただ、自分のプレイングの無さで溶ける時もあったので、SVではそういうとこをなくしていきたいと思います。
そして、この環境は如何にして自分の展開を押し付けるかが大事な環境だと自分なりに思いました。
※他の環境では全くそうではないかと言ったら違うが、基本私はサイクル構築をメインにしてたので…
あと麻痺を撒かないポケモンに身代わりは入れ得環境でした。
なんならにも身代わりを入れたかったぐらいでしたから。

【最高到達直後】

【最終結果】

【おわりに 】

実をいうとS32、33(いずれも禁伝2体環境)ともに最終3桁には残れそうなとこまでは行ってました。
しかし、実力もないのに馬鹿みたいに潜ったせいでアホほど溶けてました。
なので今回は、自分のいつものスタイルで最終盤前にある程度見切りをつけて逃げ切る形を取りました。
次回作でもランクマはやっていきますので、ぜひよろしくお願いいたします。

この記事から何かヒントを得てもらえれば幸いです。

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長くなりましたが、今回は以上になります。
ありがとうございました~